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 エンディングノートの話

執筆者の写真: グッドリンクグッドリンク


 先日、自分の父親が亡くなりあらためて思ったことがありました。身近で生活していれば、わかる事も多いですが、準備していないと知らずに困ることが沢山あるということです。


 考えたくないと思ってそのままにしておけば、周りに迷惑がかかることもあります。

そこで、今回は自分の備忘録の為にも「エンディングノート」について簡単にまとめて見たいと思います。


 エンディングノートは、万が一に備えて自分自身の情報や希望などを書いておくノートのことです。自分の「過去」を振り返り、「現在」の情報をまとめ、「今後」を考えることで、人生後半期のライフプラン作りにもなります。


 内容は多岐にわたり、死亡後の手続きや、葬式、お墓、相続の問題だけでなく、高齢になってからの生活・施設等に入所するときの身元保証は誰に頼むか、認知症になったときの財産管理や終末期の医療はどのようにするか、死後整理の手続きを誰にどのように依頼すべきかなどです。

 

 残された側で、右往左往するのが、人間関係ではないでしょうか?

①親しい人、頼れる人のリスト(関係・連絡先)②家系図(親族関係)③所属している団体・グループなどです。

【健康関係】①過去から現在の病歴②かかりつけ医、薬局③現在服用している薬④担当ケアマネージャーなど支援者の情報

【社会保険関係】①公的年金保険②公的医療保険③公的介護保険等の情報 そして財産関係情報

【終末期の希望】①告知や延命治療の希望②介護の希望

【相続方法の希望】①遺産分割に関する自分の考えやその理由(遺言の有無)②財産処分の希望 

【お葬式】①菩提寺や宗教②葬式の形式や規模

【お墓】①自分のお墓または埋葬の希望 ②管理しているお墓


 その他、死亡後の「各種契約の解除」や「所有物の処分」や「デジタル遺品の処分」などは必ず誰かに手続きしてもらうことになりますので、必要な情報や希望は残される人に何かしら伝えてあげられることがよいと感じます。


実際私の父は、多趣味且つ昔ながらの貧乏性で、物を家に色々残していましたので、処分は中々大変です。


ノートの項目を最初からすべて書くのは心理的に難しいので、(熟考する時間も必要)、事務的に書けることから埋めていくと良いようです。


ノート保管場所も考慮し家族や信頼できる人に伝えておきたいですね。

関連する生命保険でご相談があるようでしたら、お問合せ下さい。

 
 
 

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