
先日、セキュリティソフト会社が提供するネットワークに接続する手前で、ウイルスや不正なプログラムの侵入等を検知して遮断したりする機器を新しく入替をしました。
2ヶ月前にも注意喚起をする記事を書きましたが、今回も情報セキュリティに関する保険について新しいサービスが出てきておりますので、簡単にまとめてみます。
今まで、保険会社が提供する一般的なサイバー保険では、情報漏洩がおきてしまった際の賠償事故やその対処の為に調査や広報等でかかる費用を担保するものでした。
つまり、どちらかというと後追いの損害に対して補償する類の保険が大半だったのです。
ただ、現在はサイバー攻撃と言われる位、多頻度にウイルスや不正プログラムが氾濫して多く検知されます。我々中小企業にとっても、現実にネットワーク上のクラウドで業務をする事が増加し、テレワーク拡大で個人が、外や自宅で仕事をすることも増えていると感じます。
その為、端末レベルでも感染予防に備えておく必要があります。時間的ロスを生むだけでなく、サイバー攻撃の原因調査の為に規模の大小にもよりますが数百万円のコストがかかることもあるのです。
例えば、社内でウイルスバスター等のセキュリティソフトを端末単位で入れるだけではすり抜けてしまうプログラムも沢山存在します。外部の専門家とソフトを連動させ、AIで常時解析して貰う仕組みがあります。
つまり、不正なプログラムやウイルスの侵入を常時監視し、検知する、病気で言えば予防医学的システムです。今はAIのプログラムもどんどん進化しており、不正なウイルスの侵入を防御することも精度が上がっています。
また、万が一不正プログラムが端末に侵入してきた場合は、該当の内容を検知し他の端末やネットワークへ伝染しないように隔離を行う処置も取られます。組織的にシステム担当者がいて対応部署がある会社では、こういった対応を社内で独自に行っているでしょう。
中小企業で組織もなく独自に情報セキュリティを考えるのであれば、保険会社の提供する商品とセットで仕組みを考えることも手段の一つとして有益ではないかと感じます。
ご質問等がございましたら、グッドリンクまでお問合せ下さい。
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